トミーは、ブース正面にロボットコーナーを設置、犬型ロボットに来場者が集中した。デモンストレーションでは、2足歩行の小型ロボットまで登場するなど、見所が多い。
トミーはさまざまな犬型ロボットを展示
関西弁をしゃべる犬型コミュニケーションロボット『人間DOG』 |
『人間DOG』は、オヤジ声で人間の言葉(しかも関西弁)を話す犬型ロボット。約2万種類の言葉を記録している。飼い主とのコミュニケーションを図ることを目的に設計されており、飼い主と仲良くなるにしたがって言葉数も増えるという。モーターを17個搭載し、光センサー、音センサー、接触センサー、タッチセンサー、傾斜センサーなどを搭載する。目の光で機嫌がいい、悪いなどの感情表現を表わす。ベイビーバージョンも用意されており、ベイビーはオリジナルほど話せないが、オリジナルに会うと会話したり甘えたりするという。
どこかで見たようなデザインの犬型ロボット『i-Cybia』 |
米のトイショーで発表され注目を集めたSilverlit社の犬型ペットロボット『i-Cybia』。自律型で、自身で勝手に動き回るが、リモコンを使って「おすわり」「ふせ」など命令することも可能。トミーが国内販売権を取得し、日本で発売する予定という。
誉め殺しロボット『ホメホメロボ』 |
約4万種類の誉め言葉で、相手を誉めちぎる『HOME2 ROBO(ホメホメロボ)』(仮)。言葉は男性用と女性用があり、しゃべるときは身体を左右にゆらしながら目、口、手を動かしながら話す。誉め殺しがコンセプトだが、ときどき誉めた後に本音を言うことがあるという。
デモンストレーション時に数分だけ登場する2足歩行ロボット。身体の重心を調整しながら、片足を上げて2足歩行を行なえる |
こちらはロボットというよりおもちゃのミニロボット『I-PET U-1』。足の裏に接触センサーが内蔵されており、さわると「わんわん」と吠える。800円 |
ファービーコーナーも大盛況
ファービーベイビー。赤ちゃんのくせに、ファービーよりよくしゃべる |
ファービーの赤ちゃん版『ファービーベイビー』(日本語版)。赤ちゃんらしい言葉で話す小型のファービーで、ファービーより成長スピードが少し速く、日本語の数も多い。ベイビーを持ってゆっくり傾けるとベイビーが眠ってしまう“ゆらゆらおやすみ機能”を搭載する。また、ミルクボトルでミルクをあげると、ベイビーが「オナカイタイ」と言い出し、背中を押してあげると赤ちゃんのようにげっぷをする機能もある。ベイビー同士のほか、ファービーとも会話できるという。4月29日発売で3200円。
参考出展のファービーベイビーのたまご。温めると卵が割れて、ファービーベイビーが産声を上げる。商品化については、イベント中の来場者の反応を見て検討するという |
貝殻型のファービー『シェルビー』 |
ファービーの友達『ファービーシェルビー』(英語版)。内部仕様はファービーと同じで、同種類のセンサーを搭載している。ファービー語のほか、成長すると英語、シェルビー語も話す。触覚が動くほか、貝殻も開いたり閉じたりする。また、目が左右に動く。2980円。
その他のデジタルグッズも豊富
声で操作できるテレビリモコン『ドラえコン』の新バージョン『ドラえコン2』。テレビ操作以外のおしゃべりモードが増え、例えばドラえコンに「元気?」「おはよう」「ネズミだ!」などと話し掛けると、ドラえコンがさまざまに反応する。話す言葉は従来の4倍の60種類。6月16日発売で、価格は5980円。
デジタルカメラ『Me:sia』のハローキティバージョン。参考出展で、内部仕様はオリジナルと同じ。価格はオリジナルより1000円高い8800円になる予定 |
メッセージツール『ミメル』の上位モデル『スーパーミメル』 |
専用のメモリーカードにメッセージを記録し、カードを交換することでメッセージ交換ができる携帯ツール『マイメールポケット
スーパーミメル』。既存の『ミメル』の上位モデルで、メッセージのほかに着メロも記録でき、相手のメッセージを表示すると着メロが同時に再生される。画面に登場するキャラクターが100種類に増えたほか、ミニゲームや、画面のくまのキャラクターからメールが1日1件届く機能も追加された。3月23日発売で、価格は3980円。
100万円の純金トミカ登場
トミカ第1号車種『ニッサンブルーバードSSSクーペ』をモデルに製作された純金製の『純金トミカ』。田中貴金属製の純金で、純金ネームプレートと専用ケースが付属する。重量は300g(ネームプレート含む)。8月に限定100台で発売される。価格は100万円。何しろ100万円なので、ケースの横でガードマンが警戒しています |