日本移動通信(株)(IDO)は、cdmaOne対応でデジタルカメラを内蔵したモバイルメール端末『フォトパレット』(Photopalette)を4月上旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。ボディーカラーはブルー1色のみが用意されている。
モバイルメール端末『フォトパレット』 |
フォトパレットは、デジタルカメラとして5万1840画素のカラーC-MOSセンサーを搭載。レンズ部が180度回転するので、ユーザー自身のスナップショットも簡単に撮影できる。撮影した画像はEメールに添付して送信することが可能。
ディスプレーはD-TFD反射型カラー液晶(240×160ドット)を採用し、全角20文字×10行を表示することができる。入力キーはJIS配列で、入力モードはローマ字入力のみ。1MBのメモリーをユーザーエリアとして確保しており、写真では最大100枚、Eメールは送受信で各100通を保存可能。
メールアドレスなどを記憶できる“アドレス帳”を搭載しており、cdmaOne対応携帯電話にデータを転送することも可能となっている。また、cdmaOne向けの文字メッセージサービス“Cメール”にも対応し、Cメールの作成と発信が可能だ。
サイズは124×71×25mm/重さ159g(電池含む)。バッテリーは単4型アルカリ乾電池2本で、持続時間は通信時で最大9時間。対応する携帯電話はcdmaOneのみで、通信速度はパケット通信の場合で最大64kbps、または14.4kbps。
ウェブサイトを閲覧できる端末も発売
IDOでは同時に、ウェブブラウザーを搭載したモバイルメール端末の『ウェブパレット』(Webpalette)も発表した。こちらも4月上旬発売予定で、価格はオープンプライス。ボディーカラーはホワイトとシルバーの2色が用意されている。モバイルメール端末『ウェブパレット』 |
ウェブパレットは、16階調モノクロ反射型液晶ディスプレー(320×240ドット)を搭載し、全角25文字×17行の表示が可能。HTML3.2に準拠したウェブブラウザーを搭載し、ウェブサイトの閲覧が可能となっている。また、Eメールに添付されたJPEG/GIF/BMPファイルの表示もできる。
サイズは149×95×25mm/重さ270g(電池含む)。単3形アルカリ乾電池2本で、連続8時間の通信が可能。通信速度はフォトパレットと同様になっている。