高木産業(株)は、Windows CE 2.11を搭載したパームサイズPDAの新モデルを発表した。TFTカラー液晶ディスプレーを搭載した『PT-C01M』と、モノクロ液晶ディスプレーを搭載した『PT-M01M』の2モデル。両機種とも、同社が昨年11月に発売したパームサイズPDAの後継となるモデルで、3月3日に発売する。
『PT-CO1M』は、タッチパネル式のTFTカラー液晶ディスプレー(240×320ドット、256色)を搭載したモデル。ソフトウェア制御で、液晶バックライトの明るさを2段階に切り替えられる。CPUとして、MIPSベースの32bit
RICSプロセッサーを採用。メモリーは16MBのRAMと16MBのROMを搭載する。
コンパクトフラッシュスロットを装備するほか、シリアルインターフェースとIrDA(赤外線通信)インターフェースを搭載。電源として専用のリチウム充電池を使用する。本体サイズは幅87.4×奥行き137.5×高さ21.8mm。重量は264g(電池を含む)。価格は5万9800円。
『PT-C01M』 |
『PC-M01M』は、タッチパネル式のモノクロ液晶ディスプレー(240×320ドット、4階調表示)を搭載したモデル。Type
IIコンパクトフラッシュスロットとシリアルインターフェース、IrDA(赤外線通信)インターフェースを装備する。CPUはPT-C01Mと同じ32bit
RISCプロセッサーを搭載する。電源は単4形乾電池を2本使用。本体サイズは幅80×奥行き122×高さ16mm。重量は155g。価格は3万9800円。
『PT-M01M』 |
両機種とも、TDK(株)のデジタル携帯電話用アダプターを付属。コンパクトフラッシュ対応のアダプターカードで、データ通信速度は9600bpsに対応する。