ロシアのInfoArtによると、マイクロソフト・ロシア社は現地時間の17日、プレスコンファレンス“Russian
computer industry meets Windows 2000”を開催した。これには同社の主要なパートナー企業である、シスコ・システムズ、コンパックコンピュータ、デル、HP、IBM、SAP、SCALAの各社が顔を揃えたという。発表したのは『Windows
2000 Professional』、『同 Server』、『同 Advanced Server』の3製品。そのうち、この春にロシアでリリースされる製品は、ProfessionalとServerの2製品で、初めてのロシア語版になる。
気になる128bitの暗号機能であるが、マイクロソフトとロシアのFAPSI(Federal
Agency for Goverment Communications and Information)は、暗号機能の組み込みについて引き続き協議中であるという。協議にはまだ時間がかかる模様で、この春に出荷されるWindows
2000の製品版には、128bitの暗号機能は組み込まれないと見られている。
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