米ノーテルネットワークス社は、同社が開発したソフトウェアルーターを、米モトローラ社のプロセッサーに対応させたと発表した。今後両社は、これらの製品を組み込むインターネット関連製品の開発者を対象にして、協力体制を築いていくという。
このソフトウェアルーターは“Open IP Environmentルーティング・ソフトウェア”と呼ばれるもので、ルーターの機能をソフトウェアレベルで提供するもの。米ノーテルでは同ソフトを、モトローラ社製の通信プロセッサー『PowerQUICC』、および『PowerPC』に対応させた。これにより、インターネット関連製品の開発において、モトローラ社のプロセッサーを利用した、プログラマブルな製品の開発が可能になるとしている。
また同社では、CompactPCI規格に対応したコンピューター製品に、Open IP Environmentルーティング・ソフトウェアを組み込む計画だという。