スリーコムジャパン(株)の7日の発表によると、米スリーコム社の子会社である米パームパームコンピューティング社と米アドビシステムズ社は現地時間の同日、アドビの“Adobe Portable Document Format(PDF)”技術を、パームの基幹技術である“Palm Computing Platform”上に移植するための共同開発を行なうことを発表した。これは、アドビのユーザーにこれまで以上の利便性と携帯性を提供すると同時に、パームのユーザーが電子ブックからビジネス文書にいたる多くのコンテンツを、パームのハンドヘルドコンピューター上で読めるようにするために、両社が力を合わせることを約束するもの。これによりアドビとパームは、拡大を続けるコンシューマー向け電子出版市場への対応を推進していくとしている。