富士通(株)は、1月31日、Linuxを基盤としたコンピューターシステムに関するサービスやプログラムの企画、立案を行なう組織として“Fujitsu
Linux Center(富士通Linuxセンター)”を新設したと発表した。
“Fujitsu Linux Center”は、同社および関連会社のLinuxビジネスを統括するもので、Linuxを基盤とするサーバーシステムに対して、既存の基本ソフトウェアを使用したシステムと同等レベルのサービスとサポートを提供するという。ハードウェアやソフトウェア、サービスを拡充するとともに、同社のウェブページ“GRANPOWER/OPEN
WORLD”においてLinux関連製品の情報提供や、システムの構築に必要なISV/IHV製品の選定と動作検証を実施する。
併せて、PCサーバーの『GRANPOWER(グランパワー) 5000シリーズ』にLinux関連サービスをバンドルしたモデル『GRANPOWER5000
ES200』を追加し、同日より販売することも発表した。このモデルは、1年間有効の基本サポートサービスのほか、米Caldera
Systems社の『Caldera Systems OpenLinux eServer 2.3
日本語版』と同ソフトのインストール代行サービスがバンドルされる。出荷は3月上旬の予定で、価格は36万円から。