日本移動通信(株)(IDO)は25日、携帯電話“cdmaOne”に対応したパケット通信サービス“PacketOne”(パケットワン)の提供を、全国で開始すると発表した。データ通信速度は最大64kbps(下り)。サービスを利用するためには、PacketOneに対応した携帯電話機が必要となる。PacketOneサービスの開始は2000年1月7日を予定。対応携帯電話機は、2000年1月上旬より順次、各メーカーを通して発売される。
PacketOneサービスは、データ通信量に応じた従量課金制を採用。14.4kbpsの“標準パケット”サービスは、月額使用料無料でデータ通信料金が128byte(1パケット)あたり0.27円。下り64kbps、上り14.4kbpsの高速パケットサービス“PacketOne64”は、月額使用料600円で、データ通信料金は128byte(1パケット)あたり0.1円。
なお、標準パケットサービスとPacketOne64には、それぞれ“PacketOneバリューL”オプションが用意されている。これは、データ通信料金が7割引きとなる料金オプションで、基本料金として月額2400円が必要となる。
なお、PacketOneで利用できるインターネットサービスプロバイダーは、PacketOne開始当初はKDD(株)が運営する“NeWeB”と、DDIが運営する“DION”の2つ。その後順次、“@nifty”や“BIGLOBE”など、接続可能なプロバイダーを増やしていくという。