帝人コグノス(株)は、ウェブ対応のレポート作成ソフト『Impromptu Web
Reports(インプロンプチュ・ウェブ・レポート)』日本語版のβテストを12月上旬に開始すると発表した。
Impromptu Web Reportsは、企業内のすべてのユーザーが利用できるレポート作成ソフトで、既存のデータベースレポーティングソフト『Imprumptu』で作成したレポートをサーバーで集中管理し、ウェブブラウザーからアクセス/閲覧できる。
ユーザーは、データベースの中から必要なデータのみを選択し、表示項目を選択してレポートの作成/表示が行なえる。レポートの配布形式は、PDFデータ形式、Excelデータ形式、CSVデータ形式の3種類が用意されている。レポート利用状況のログを取得できる“オーディット機能”や、指定時間にレポート作成を行なえる“スケジューリング機能”を搭載する。また、マルチサーバーアーキテクチャーを採しており、複数サーバーを利用した場合の負荷分散が可能。
カナダのコグノス社のBIアプリケーション担当上級副社長であるAlan
Rottenberg(アラン・ロッテンバーグ)氏は、「アジアにおいて、企業内でのインターネットの利用率はかなり伸びてきている。ウェブはビジネスを変えるもの。より速く賢明に仕事を行なうためには、さまざまな情報をベースとした判断が重要となる」
Alan Rottenberg上級副社長 |
「情報を必要とするユーザーに、その人が望む形で提供することが必要だ。われわれは、業務を確実に遂行し、よりよいビジネスを行なうために必要な情報を提供する。われわれのソリューションを活用することでいつでもどこでも必要な情報を手に入れることが可能となる」としている。
Impromptu Web Reports 日本語版のβテストは、12月上旬から2000年1月中旬までの約6週間行なわれる。製品版のリリース時期と価格については未定で、βテストの結果を元に検討するという。