日本ヒューレット・パッカード(株)は15日、ハンドヘルドPC『HP
Jornada 690』を12月18日に発売すると発表した。
『HP Jornada 690』は、既に発売されている『HP Jornada 680』のRAMを32MBに増設やソフトウェアの充実を図ったモデル。
『HP Jornada 690』(写真は英語版) |
OSに『Microsoft Windows CE Handheld PC Professional Edition Version 3.0』日本語版を、CPUに日立製作所製SH-3プロセッサー(133MHz)を搭載。液晶ディスプレーは6.5インチハーフVGA(640×240ドット)のバックライト付6万4000色カラーSTN液晶、スタイラスペン使用のタッチスクリーン、日本語キーボードを採用している。
ROM24MB、RAM32MB、内蔵56kbpsモデム、PCカードスロット(Type II)×1、コンパクトフラッシュカードスロット(Type
I)×1、RS-232Cシリアルポート、赤外線ポート(115kbps)、モジュラージャック、スピーカーとマイクを搭載。幅189×奥行き95×高さ34mmで重さ510g(標準バッテリー込みの重さ)。
ソフトには、経路検索ソフトウェア『JRトラベルナビゲータ』やシチズン時計(株)の『DataSlim』とのデータ提携ソフト『TrueSync
CE 2.0』、携帯電話の電話帳メモリバックアップソフトなどを搭載。今回新たに『10円メールマスターCE版』と『Microsoft
ActiveSync ver3.0』、『Microsoft Outlook2000』が追加された。
価格は13万8000円。