フォアシステムズジャパン(株)は4日、EC(電子商取引)を支援するネットワーク管理機能を関連製品に追加し、12月下旬に提供を開始すると発表した。
これまで同社が“Application Aware”で提供してきたエージェント機能を、信頼性や安全性が重要視されるEC向けに“E-Commerceソリューション”として統合したもの。ECの運用に必要なトラフィック処理能力を高める『NetResouce
Guard』、セキュリティーやトラフィックの優先制御等の機能を強化した『AuthentiFirst
Agent』、ミラーリングされたデータベース間の同期を優先的に行なわせる『PrioriSynch
Solutions』の3つが用意される。
『NetResouce Guard』と『AuthentiFirst Agent』は、ネットワーク管理ソフトウェア『ForeView』の一部として提供される。『NetResouce
Guard』で夜間に重要なHTTPトラフィックを検出してその時間帯のウェブ通信の優先度を高めたり、『AuthentiFirst
Agent』でトラフィックが増大する時間帯にログオンしてくる代理店の中から特定の代理店を識別し優先付けしたり、といったことができるとしている。