三菱電機(株)は、ペン入力インターフェースを採用したモバイルコンピューター『AMiTY
CP』および『AMiTY GP』を発表した。
AMiTY CPは、7.5インチの液晶ディスプレーを搭載したペン入力パソコン。ディスプレー部に半透過型液晶ディスプレー(バックライト付き)を採用した『M3061-P49S1T』と、DFPassive(Diamond
Fine Passive)液晶ディスプレーを搭載した『M3061-P49S1』の2モデルをラインナップする。両モデルとも、解像度は640×480ドット(26万2144色表示)。
両モデルの違いは液晶ディスプレー部のみで、その他のスペックは基本的に同じ。CPUにMMX
Pentium-200MHzを採用し、32MBのメモリー(SDRAM)と4.3GBのHDD(UltraATA)を搭載する。グラフィックスシステムとして、NeoMagic
MagicGraph128XDを採用し、2MBのVRAMを搭載する。PCカードスロット(Type II×2またはType
III×1)、赤外線通信ポート(IrDA1.1準拠)、USBポートを装備。OSはWindows
95をプレインストールするほか、Pen Services2.0 for Windows 95を搭載する。
電源として、専用のリチウムイオンバッテリーを使用する。本体サイズは幅250×奥行170×高さ35mm。重量は約1kg(バッテリーを含む)。M3061-P49S1の価格は26万8000円で、19日に発売する。M3061-P49S1Tの価格は31万8000円で、30日に発売する。
AMiTY CGは、8.4インチTFT液晶カラーディスプレーを搭載したペン入力パソコン。解像度は800×600ドット(26万2144色表示)で、グラフィックスシステムとしてChips
& Technologies B69000を採用。2MBのVRAMを搭載する。CPUはMMX Pentium-233MHzを採用し、32MBのメモリー(SDRAM)と4.3GBのHDD(UltraATA)を搭載する。Windows
98とPen Services2.0 for Windows 95をプレインストールする。本体サイズは幅262×奥行180×高さ42mm。重量は約1.2kg(バッテリーを含む)。価格は36万8000円で、12月22日に発売する。