NTTソフトウェア(株)は26日、テキスト読み上げソフト『InfoTalker(インフォトーカー)』のバージョンアップ版を27日に発売すると発表した。同ソフトは、(株)ATR音声翻訳通信研究所の音声合成技術“CHATR”と、日本電信電話(株)(NTT)の日本語処理技術“AudioTEX”を基に開発されたもの。
同ソフトは、漢字仮名交じりの日本語のテキストを音声で読み上げるもの。バージョンアップ版では、女性の声に加えて、男性の声をサポートしている。人間の声を音源としたことで自然な音声を再現できるという。同ソフトは音声合成のために約50万語の辞書を備えている。
同ソフトの動作環境としては、64MB以上のメモリー、空き容量550MB以上のHDD、Sound
Blaseter互換サウンドボードが必要。OSは、Windows 95/98/NT 4.0/CE。価格は100万円から。
同ソフトの技術は、CTIシステム、カーナビ、家電、交通情報、天気予報などの情報提供システムに搭載できるという。