ニフティ(株)は26日、同社が11月1日に運営を開始するインターネットサービス“@nifty(アット・ニフティ)”の会員向けに、画面表示がパソコンと異なるモバイル端末機器などでウェブコンテンツの利用を可能にするウェブコンテンツ変換サービス“モバイルフィッター”(http://www.nifty.com/mfitter/)の提供を11月1日に開始すると発表した。
米スパイグラス社の『Spyglass Prism』のシステムを採用した同サービスは、モバイル端末機器でパソコン用のウェブコンテンツを表示する際に、画像の縮小や端末側でサポートしていないウェブページのタグの削除などを行ない、自動的に見やすい形式に変換する。また、画像の減色やコメントなどの不要な記述の削除を行なうことで、アクセス速度も向上する。
同サービスに対応したモバイル端末機器のブラウザーにプロキシサーバーとして同サービスを設定すると、コンテンツの変換が自動的に行なわれる。対応機種は同サービスのウェブページで順次発表していく予定。