マイクロソフト(株)は、EC(電子商取引)の推進を目的とするパートナーシップ“Complete
Commerce Alliance”(CCA: コンプリートコマースアライアンス)を発表した。CCAは、さまざまな業種の企業が協業体制を敷くことで、総合的なECシステムを迅速に提供することを狙う。アコム(株)、KDD(株)、コンパックコンピュータ(株)、(株)CSK、日本ベリサイン(株)、(株)野村総合研究所など、計41社がCCAパートナー企業として加盟している(10月18日現在)。
具体的には、CCAパートナー企業とマイクロソフトが共同でEC
システムを開発していくことになる。開発するECシステムは、『Microsoft
Windows NT Server 4.0』と『Microsoft SQL Server 7.0』、『Microsoft Site Server 3.0
Commerce Edition』をベースとするもの。マイクロソフトはこれらのプラットフォームと開発ツールをCCAパートナー企業に対して提供するほか、24時間365日体制のサポートサービスの実施や、同社が運営するポータルサイト“MSN”におけるプロモーションサービスの提供を行なう。