財務会計ソフトメーカー大手の米Intuit(インテュイット)社の日本法人インテュイット(株)は、『大番頭』シリーズと『弥生会計』シリーズを統合した中小規模事業所向け財務会計ソフト『弥生会計
Pro 2000』と『弥生会計 2000』を12月10日に発売すると発表した。価格は、弥生会計
Pro 2000が8万円で、同 2000が4万円。対応OSはWindows 95/98またはWindows NT
4.0以上。
『弥生会計 Pro 2000』 |
両製品は、会計知識がないユーザーや、パソコンによる会計業務が初めてのユーザーの使用を想定して、“使いやすさ”と“見やすさ”を追求したという。また、2000年3月決算から採用される税効果会計にも対応している。主な特徴は次のとおり。
業務の流れが一目でわかる“クイックナビゲータ”機能と、仕訳項目の検索や知りたい内容を具体的な事例をもとに解説してくれる“仕訳アドバイザー”機能を搭載。
“仕訳アドバイザー”で、株式配当という単語が含まれる仕訳例を表示したところ |
入力画面は実際の帳簿や伝票のイメージに近いデザインを採用し、伝票はコクヨ形式とインテュイット形式の2種類を用意している。
印刷帳票では、1ページに印字できる情報を増やしたほか、元帳のカラー印刷機能を追加。
“インターネットサービスページ”からは、サプライ用品の注文や最新情報の入手が可能。
また、弥生会計 Pro 2000には購入後3ヵ月間、同 2000には購入後1ヵ月間の無償インストレーションサポートサービスが用意されている。
なお、弥生会計 Pro 2000は、『大番頭 for Windows 95/NT』と『弥生会計
for Windows 98/95/NT』を統合したもので、弥生会計 2000は、『小番頭 for
Windows 95』と『弥生会計 lite for Windows 95/NT』を統合したもの。『弥生会計
for Windows 98/95/NT』と『同 lite for Windows 95/NT』の保守契約ユーザー、および10月13日以降に購入したユーザーに、無償アップグレードを実施する。