(株)日立製作所は、インターネットビジネスに必要なサーバーなど、ハードウェアをワンパッケージにまとめた『HA8000/InterStation』を発表した。OSにはredhat
Linux5.2を採用している。10月29日からの出荷を予定し、価格は198万円から。
HA8000/InterStation |
同社のサーバー『Advanced Server HA8000』シリーズがベースとなっている。日立では、企業がインターネットでビジネスを開始する際に必要な機能とセキュリティーを備えている上、低価格と省スペース化を求める声に応えたとしている。
ハードウェアは幅400×奥行き700×高さ700mm、重さ80kgの筐体にすべて収納され、外部向けと内部向けのサーバーに加え、ファイアーウォール、スイッチングハブ、ISDNルーターを搭載している。またウェブサーバー、メールサーバーなど必要なソフトウェアも付属するほか、インストール代行や設置サービスもセットになっている。
外部向けサーバーと内部向けサーバーは異なるセグメントに配置しているため、ファイアーウォールが破られても被害を最小限に食い止められる、としている。またUPS(Uninterruptive
Power Supply)を搭載するなど、セキュリティー管理にも配慮しているという。
OSは日本語redhat Linux5.2を採用した。LINUXの技術を持たない顧客向けにはシステムサポートとオンサイトサービスを用意している。またOCNへの加入申請代行、ホームページ作成、リモート監視といったサービスもオプションで受けることができる。