セイコーエプソン(株)とエプソン販売(株)は、同社の企業向けパソコンの各シリーズに、CeleronやPentiumIIIを搭載する新モデルを追加した。
オールインワンタイプのノートパソコン『エプソン ノート for
オフィス』にはモバイルCeleron-366MHz搭載モデルが追加された。標準仕様は従来通りで、64MBのメモリー(SDRAM)、Ultra-ATA対応の4.3GBのHDD、ビデオカードに米Silicon
Motion社製のLynx SM910を搭載。また最大24倍速のCD-ROMドライブ、FDDを内蔵している。価格は12.1インチTFT液晶モデルが19万9800円から、13.3インチTFT液晶モデルが22万9800円からとなっている。従来機種のCeleron-300MHz/12.1インチTFT液晶モデルの価格が15パーセント値下げされ、16万9800円からとなっている。
ハイエンド向けのタワー型『Type-VH』『Type-VF』両シリーズには、PentiumIII-600MHz搭載モデルが加わった。その他の仕様は従来通り。64MBnのメモリー(SDRAM)、Ultra-Wide対応4.5GB/U-ATA対応の4.3GBのHDD、カナダMatrox社のMillenniumG200
AGPビデオカードを搭載している。Type-VHシリーズは34万9800円から、Type-VFシリーズは26万9800円からとなっている。
Type-VHシリーズ |
Type-VFシリーズ |
省スペースブック型の『Type-SS』シリーズおよび、縦横の設置が可能なデスクトップ型モデルの『Type-VJ』シリーズでは、Celeron-366MHz搭載モデルが追加された。その他の仕様は従来通りで、64MBのメモリー(SDRAM)、U-ATA/66対応の4.3GBHDD、Intel810
with integrated 3Dビデオカードを搭載する。Type-VJシリーズは14万9800円から、Type-SSシリーズは12万9800円から。
Type-VJシリーズ |
液晶一体型で省スペースタイプの『パネルトップPC』シリーズでは、Celeron-500MHz搭載モデルが追加された。仕様は従来通りで、64MBのメモリー(SDRAM)、Ultra-ATA対応4.3GB
HDD、そしてビデオカードにカナダATI社のRage LT Proを搭載している。価格は14.1インチTFT液晶モデルが26万4000円から、15インチTFT液晶モデルが27万9800円からとなっている。
OSは、Type-SSおよびパネルトップシリーズはWindows 95/98/NT4.0から、それ以外のシリーズはWindows
98/NT4.0から選択できる。全モデルとも発売開始は8月下旬の予定。
パネルトップPCシリーズ |