オートデスク(株)は10日、2次元ビジネスグラフィックツール『Actrix
Technical』の製品情報を同社サイトにて発表した。これは、製品に登録されている図形の部品データ“ActiveShapesオブジェクト”をテンプレートにコピーし、フローチャート、ネットワーク構成図や、施設管理図、機器レイアウト図といった図表を作成するもの。ActiveShapesは、適正な向きに自動回転してレイアウトされ、設置後の形状変更も可能。Visual
Basic for Applicationsの開発環境が組み込まれており、ユーザインターフェイスを改良、ActiveShapesの作成、テンプレート、などすべてカスタマイズが可能になっている。
ハイエンド向け2次元CAD『AutoCAD』のDWGデータの読み込みや書き込みができるため、『AutoCAD』で作ったデータを背景にしてオブジェクトの位置調整なども行なえる。対応OSは、Windopws
95/98/NT4.0。価格、発売時期はともに未定。なお、ベータ版の申し込み受け付けも同社のサイトで行なっている。