インテル(株)の発表によると、米インテル社は9日(現地時間)、大手デジタル映像制作プロダクションの米デジタルドメイン社が映像制作用のプラットフォームをインテルアーキテクチャーベースのワークステーションの採用を進めると発表した。
これは、9日より米ロサンゼルスで開かれている世界最大のCG関連のコンベンションである“SIGGRAPH
99”会場内で、デジタルドメイン社のCEO、スコット・ロス(Scott Ross)氏の発言を受けたもの。米インテル社によれば、ロス氏は以下のように発言した。「映像効果のビジネスに、古い格言がある。“You
can get it good、fast or cheap、Choose two(良い、速い、安い、この中から2つ選ぶべし)”。インテルのPentium
III Xeon
プロセッサーを搭載したワークステーションを採用すれば、我々は3つ全てを獲得できる」
また、SIGGRAPH会場において、米インテル社のワークステーション事業本部ディレクターのマット・ゴードン(Matt
Gordon)氏は、米デジタルドメイン社のマシン購入計画について言及。インテル日本法人によれば、ゴードン氏は、デジタルドメイン社が'99年、米SGI社のデュアルPentium
III搭載のワークステーション『Silicon Graphics 320』を40台購入する計画であることを示唆したという。