郵政省通信政策局所管団体の(社)マルチメディア・タイトル制作者連盟は5日、“社団法人デジタルメディア協会”と団体名を変更したと発表した。同団体は、6月の平成11年度総会で新団体名称の決定と定款の変更を採択。このほど郵政大臣によって定款変更申請が受理されたことに伴い、正式に名称の変更を行なった。
同協会が発足したのは、'94年。当時デジタルコンテンツの多くがパッケージ化したCD-ROMで発表されていたため、“マルチメディア・タイトル制作者連盟”という名称でスタートした。しかし現在、ネットワーク配信型のデジタルコンテンツが多くなってきたため、“デジタルメディア協会”という名称に変更したという。
なお、デジタルメディア協会の英文表記はAssociation of Media in Digital
で、略称は旧団体名と同じく“AMD”となる。
旧団体名マルチメディア・タイトル制作者連盟の英文表記は“Association
of Multimedia Developers”
『ネットワークコンテンツ白書99年版』
また同協会は本日、『ネットワークコンテンツ白書99年版』を協会サイト内で公開した。無線または有線を経由して配信される活字や動画などデジタルデータの中で特に 商用的な価値を持つものを“ネットワークコンテンツ”とくくり、その総覧や、ネットワークコンテンツ事業者実態調査の結果などを掲載する。著作・制作は同協会が行ない、監修は郵政省通信政策局が担当した。なお、『ネットワークコンテンツ白書99年版』を書籍として刊行する予定は、現在のところないという。『ネットワークコンテンツ白書99年版』のトップページ |