コンパックコンピュータ(株)は、CPUにAlpha 21264-667MHz(コードネーム:EV67:0.25μmプロセス)を搭載したワークステーションのハイエンドモデル『AlphaStation
XP1000』を8月下旬に発売する。9.1GBのHDD(Wide Ultra SCSI対応)と、128MBのメモリー(SDRAM)を搭載。グラフィックスシステムは独エルザ社の『ELSA
Gloria Synergy』を内蔵、32倍速のCD-ROMドライブを装備する。価格は181万円から。
また同社は、Alpha 21264-466MHzを搭載した『AlphaStation XP900』を9月上旬に発売する。9.1GBのHDD(Wide
Ultra SCSI対応)と、64MBのメモリー(SDRAM)を搭載しており、価格は115万円から。
両機種とも、OSを『Tru64 UNIX(トゥルーロクヨン ユニックス)』、『OpenVMS(オープンブイエムエス)』、『Windows NT』の3製品から選択可能。またLinuxにも対応するという。
なお同社は、今後CPUにAlphaプロセッサーを搭載したワークステーションのブランド名を、従来の“Professional
Workstation(プロフェッショナル ワークステーション)”から、“AlphaStation(アルファステーション)”に変更したと発表した。これは、Alphaプロセッサー搭載製品とIntel社製プロセッサー搭載製品を、ブランド名で判別しやすくするためという。