マイクロソフト(株)は21日、米マイクロソフト社が19日(現地時間)に発表した6月末締めの'99年度決算を明らかにした。
それによると売上は対前年比29パーセント増の157億6000万ドル(約1兆8912億円)、純利益は77億9000万ドル(約9348億円)となった。また、同時に発表した同年度第4四半期('99年4月~6月)の決算は、売上が対前年同期比39パーセント増の57億6000万ドル(約6912億円)、純利益が22億ドル(約2640億円)となった。
売上、利益とも増加した要因について、同社では、WindowsおよびOfficeの需要が堅調だったことと、SQL
ServerやExchange Serverなどの売上が好調に推移したことを挙げている。
その一方で、2000年度の見通しでは、ハードウェアの需要が現状以上に見こめないことや、西暦2000年問題が解決されていないことなどから、売上の成長ペースは鈍化するという見解を示している。