日本アイ・ビー・エム(株)は、米IBM社が19日(現地時間)に発表した、'99年第2四半期の決算を明らかにした。それによると、売上が前年同期比で16.4パーセント増の219億500万ドル(約2兆6286億円)で、純利益は同64.6パーセント増の23億9100万ドル(約2869億2000万円)となった。同社では売上、利益の両方が増加した要因として、データベース製品やトランザクション処理システムの売上が好調だったほか、子会社である米チボリシステム社の製品が好調だったことを挙げている。ハードウェア分野では、パソコンとRS/6000は売り上げを伸ばしたが、RS/400シリーズでは減収となったという。