米サン・マイクロシステムズ社は16日(現地時間)、次世代ストレージ管理技術に関する構想を発表した。この構想は“Jiro(ジャイロ)”と呼ばれ、Java技術を活用してストレージ装置や管理アプリケーション開発環境、サポートサービスなどの統合的な提供を目指すとしている。
Jiroは、'98年12月に同社がコード名“Project StoreX”として発表し、各ベンダーと協力して開発を進めてきた。現在、25社以上の大手ストレージメーカーがJiroに参加しているという。今年4月には“Jiroプラットフォーム・エキスパート・グループ”が結成され、Jiroの仕様案などを策定している。今後、同グループで改定を加え、8月に最終案を公開する予定だという。