コンパックコンピュータ(株)は、インターネット上でパートナー企業と情報の共有化や効率的なサービス体制の確立などを行なう“Compaq
Services Network(コンパック・サービス・ネットワーク)”を発表した。これは、コンパックとパートナー企業が仮想的なサービス会社を形成するというもの。パートナー企業の登録は8月上旬から開始し、日本だけでなく全世界を対象に、順次サービスを開始するという。
同ネットワークは、24時間365日のサービス提供を主な目的とする世界戦略“Compaq
NonStop eBusiness”の一環。同ネットワークでは、サービス管理システムやロジスティックス環境、サービス手法、サービスリソース、サービス技術などの共有を目的とする。これによりパートナー企業は、効率的なサービス基盤の活用や、会社組織の枠を超えたサービス情報の交換ができるとしている。
同社ではまず、ロジスティクス環境のサービスから始め、パートナー企業が同ネットワークのウェブサイトで製品情報や在庫状況などを確認しながら発注することを可能にしていくという。
同ネットワークへの参加は、コンパックの認定サービス・プロバイダーや認定リセーラーが対象。登録制となっており、登録されたパートナー企業には個別のIDとパスワードが付与され、同ネットワークを利用することが可能となる。