コンパックコンピュータ(株)は、『Microsoft Exchange Server』(以下Exchange)環境向けのナレッジマネジメントソフト『Compaq
Work Expeditor(ワーク エクスペダイター) for Microsoft Exchange』を発表した。出荷開始は8月中旬の予定で、価格はライセンスや導入サービスをパッケージにしたものが90万円(初期導入サービスパッケージ
Type A)から。
Work Expeditorは、ExchangeやOutlookで構築されたメッセージング環境へ、文書共有やワークフロー機能などワークマネジメントに必要な機能を追加するソフト。クライアントとしてOutlookを利用することにより、ユーザーは統一されたインターフェースで各操作が可能になるという。文書管理として、共有管理やバージョン管理、アクセス管理などの機能が提供される。また、GUI操作による非定型ワークフローの作成や管理も可能となっている。Work
Expeditorの機能を呼び出すアプリケーションは、OutlookのフォームやVB
Scriptを使って開発できる。
Work Expeditorは、サーバーとクライアントで構成される。サーバーの対応プラットフォームは、Windows
NT 4.0 Sever、Microsoft SQL Server 6.5、Microsoft Exchange Server 5.0/5.5。クライアントの対応プラットフォームは、Windows
95/98/NT4.0、Outlook 97/98。