米IBM社と米シークエントコンピューターズ社は12日(現地時間)、合併協定を締結したと発表した。IBMはシークエントの発行済み普通株1株につき18ドル(約2200円)を現金で支払う。合併手続きは9月中に終了する予定で、合併完了時点での持分価額は、総額で約8億1000万ドル(約990億円)になる見込み。
IBMは合併終了後、シークエントの複数プロセッサーを単一システムとして運用できるサーバー製品『NUMA-Q1000』、『同2000』の販売を開始するとともに、シークエントのNUMA技術をIBMのサーバー製品に組み込んでいくとしている。
両社の日本法人の合併については、米国サイドで調整中であり、詳細は未定という。