三菱電機(株)は30日、USBデバイスコントロールIC『M66290FP』を発表した。同製品は、USB規格1.1に準拠しており、3KBのデータ転送用FIFO(First-In
First-Out)メモリーを搭載する。DMAインターフェースの採用で、CPUに依存しない高速なデータ転送を図っている。
また、USB転送タイプやデータ転送条件の設定を変更を可能にすることで、柔軟性を高め、PLL(Phase
Locked Loop)の内蔵により、電磁ノイズ対策を可能にしている。サンプル価格は1個1000円で、8月にサンプル出荷を開始し、月産10万個を生産する予定という。