シャープ(株)は、パソコンの操作方法をガイドし、その操作を自動で行なうソフト『パソコンナビ2000』を7月9日に発売する。価格は6000円。対応OSはWindows
98。「メールを出したい」などの自然語をキーワードとして検索を行なう、“意味ベクトル検索”機能を搭載している。
キャラクターが操作方法を指示してくれるモードもある |
“操作ナビ”機能では、Windows 98、Internet Explorer 5、Outlook Express 5の操作をナビゲーションする。
操作方法がわからない機能を利用したいときは、その操作を「メールを出したい」などという自然語のまま“操作ナビウィザード”に入力すると、主要な操作リストがピックアップ表示される。この中から目的の操作項目を選択すると、キャラクターが登場し、操作方法をガイドしながらゆっくりと自動実行する。この様子を見ることで、ユーザーは操作を覚えることができるという。また、ナビゲーションには音声でのガイダンスも用意されている。
“グラフにしたい”とウィザードに入力すると、パソコンナビが自動的にグラフを作成する |
“Wordナビ/Excelナビ”機能は、Word2000とExcel2000に対応しているのが特徴。Word98/Excel97対応版も、別途同梱されている。こちらも操作ナビ機能と同様に、WordとExcelの操作をナビゲーションするというもの。操作方法をガイドしながら自動的にグラフの作成を行なったりする。
このほか、インターネットを利用して検索を行なう“インターネットナビ”機能も搭載。“インターネット検索ウィザード”に自然語で質問を入力すると、Excite、goo、Infoseek、Yahooの4つの検索エンジンを同時に巡回する。その後、各検索サイトの結果を統合し、独自に意味解析を行なって統合ランキングを表示するという。
なお、インターネットナビに対応するブラウザーは、Internet
Explorer4.01以降と、Netscape Navigator3.0以降となっている。
ランキング表示されたURLをクリックすれば、そのままホームページにアクセスできる |