富士通(株)は、企業内や企業間で扱う機密文書の配信と管理を行なうウェブアプリケーションソフト『SECUREACE(セキュアエース)
機密文書配信システム』を発売した。この製品は、すでに発売されている『SECUREACE
ベーシックモデル』にウェブアプリケーションを構成するCGIとPlug-inを新たに提供したもの。
主な機能は、機密文書を管理するサーバーに、暗号化した文書と閲覧可能なユーザーを登録する機能。一般のウェブブラウザーから、ユーザーIDを持つ人のみに機密文書を見せる機能。SECUREACE機密文書配信システムを導入したPCのウェブブラウザーのみに機密文書を見せる機能。閲覧可能とする機密文書を、ユーザーやユーザーグループごとに設定する機能。ウェブブラウザーから閲覧者を設定・更新し、機密文書の閲覧状況を管理する機能。
文書の閲覧は、Microsoft Internet ExplorerおよびNetscape Navigatorなどのウェブブラウザーから見ることができるため、現状のイントラネットやエクストラネット環境に容易に組み込むことができるという。サーバーの対応OSは、Windows
NT4.0とSolaris 2.5.1以降。クライアントの対応OSは、Windwos 95/98/NT4.0で、対応ウェブブラウザーはMicrosoft
Internet Explorer 4.01以降およびNetscape Navigator 4.0以降。基本システムの価格は90万円(50クライアント)から。