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VRセンター横浜、VR利用の機械組み立てトレーニングソフトを発売

1999年06月14日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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(株)ヴァーチャルリアリティーセンター横浜は、ヴァーチャル・リアリティー(VR)技術を使い、機械の組み立てや解体をトレーニングするソフトウェア『EON Assembly(イオン・アセンブリ)』を発売した。このソフトは、同社と、米EON Reality社、(株)スリーディーの3社で共同開発したもので、Winodws NTのプラットフォーム上で利用できる点が特徴となっている。

トレーニングのイメージ画像
トレーニングのイメージ画像



このソフトは、3次元CADデータを利用して、仮想空間上で、組み立て・解体をシミュレーションするもの。シミュレーションにより、設計上の不具合の早期発見や、組み立て手順の訓練・習得が可能となる。

また、オプション機能により、立体サウンドシステムや、HMD(ヘッドマウントディスプレー)などの立体視システム、データグローブやジョイスティックなどの入力装置、フォースフィードバック機構を備えるインターフェースと組み合わせて利用できる。

このソフトを導入することで、グラフィックスワークステーションを利用した従来の組み立て・解体トレーニングシステムを導入するのに比べて、10分の1から100分の1のコストダウンが図れるという。Windows NTをプラットフォームとするため、代理店やユーザーサイドでもデータの利用が可能となり、より敷居の低いVRトレーニングを実施できるという。価格は285万円から。

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