(株)ヴァーチャルリアリティーセンター横浜は、ヴァーチャル・リアリティー(VR)技術を使い、機械の組み立てや解体をトレーニングするソフトウェア『EON
Assembly(イオン・アセンブリ)』を発売した。このソフトは、同社と、米EON
Reality社、(株)スリーディーの3社で共同開発したもので、Winodws NTのプラットフォーム上で利用できる点が特徴となっている。
トレーニングのイメージ画像 |
このソフトは、3次元CADデータを利用して、仮想空間上で、組み立て・解体をシミュレーションするもの。シミュレーションにより、設計上の不具合の早期発見や、組み立て手順の訓練・習得が可能となる。
また、オプション機能により、立体サウンドシステムや、HMD(ヘッドマウントディスプレー)などの立体視システム、データグローブやジョイスティックなどの入力装置、フォースフィードバック機構を備えるインターフェースと組み合わせて利用できる。
このソフトを導入することで、グラフィックスワークステーションを利用した従来の組み立て・解体トレーニングシステムを導入するのに比べて、10分の1から100分の1のコストダウンが図れるという。Windows
NTをプラットフォームとするため、代理店やユーザーサイドでもデータの利用が可能となり、より敷居の低いVRトレーニングを実施できるという。価格は285万円から。