松下電器産業(株)は10日、35万画素のデジタルカメラユニットを装備したA5ファイルサイズのノートパソコン『Let'snote
comm/C33EA(CF-C33EAJ8C)』を、18日に発売すると発表した。
『Let'snote comm/C33EA(CF-C33EAJ8C)』 |
本製品は、同社が'99年2月に発売したモデルの後継モデルとなる。今回のモデルチェンジで、従来の携帯電話インターフェースユニットを搭載した“ワイヤレスモバイル”モデルはなくなり、35万画素CCDデジタルカメラユニットを装備したモデルのみのラインナップとなった。なお、携帯電話インターフェースはユニットのみをオプション(価格3万3000円)で提供する。
デジタルカメラユニット『CF-VECC33J』 |
携帯電話インターフェースユニット『CF-VEFC33EJ』を装着したところ |
ハードウェアスペックは前モデル『Let's note comm/C33E(CF-C33EJ8C)』から変更はない。CPUはモバイルMMX
Pentium-266MHzで、チップセットはインテル440TX PCIset、メモリーは96MB(SDRAM)、HDDは4.3GB(Ultra
ATA対応)、ディスプレーは、解像度がSVGA(800×600)で約1677万色表示の8.4インチTFTを装備する。
インターフェースは、PCカード(TypeII)、USB、赤外線通信ポート(IrDA1.1対応)、マイク、ステレオミニジャック、を各1基ずつ装備する。本体右には、デジタルカメラユニット『CF-VECC33J』(標準添付)および携帯電話インターフェースユニット『CF-VEFC33EJ』(オプション)が接続可能な“コミュニケーションコネクター”を搭載する。
ポインティングデバイスとしては、ドライバーソフトを強化してショートカットメニューやWindowsのスタートメニューなどが表示可能になった静電式タッチパッド『スマートポインターIII』を装備する。
バッテリー駆動時間は、標準添付のものが約2.5時間で、オプションの拡張バッテリー(3万円)が約8時間となっている。
機種名 |
Let'snote comm/C33EA(CF-C33EAJ8C) |
CPU |
モバイルMMX Pentium-266MHz |
チップセット |
インテル440TX PCIset |
メモリー |
96MB(SDRAM) |
HDD |
4.3GB(Ultra ATA対応) |
ビデオ |
米NeoMagic社製NM2160 |
CD-ROMドライブ |
オプション |
インターフェース |
PCカードスロット(TypeII対応)、USB、赤外線通信ポート(IrDA1.1対応)、マイク、ステレオミニジャック、モジュラージャック、コミュニケーションポート(専用68ピン)各1 |
ディスプレー |
8.4インチTFT液晶カラーディスプレー |
ディスプレー解像度/表示可能色 |
SVGA(800×600ドット)/約26万色 |
モデム |
V.90/K56flex対応FAXモデム内蔵 |
バッテリー駆動時間 |
標準バッテリー:約2.5時間/拡張バッテリー(オプション):約8時間 |
キーボード |
キーピッチ15mm |
ポインティングデバイス | スマートポインターIII(静電式タッチパッド) |
サイズ |
幅225×奥行き182×高さ25.4mm |
重量 |
約1.0kg |
OS |
Windows 98 |
本製品には、文字で笑顔などを表現したイラストを約170種類収録した『イラストメール』や、デジタルカメラユニットで撮影した画像をイラスト化して電子メールに添付できる『似顔絵メール』などのソフトウェアが付属する。
本体サイズは幅225×奥行き182×高さ25.4mmで、重量は約1.0kg。プレインストールOSはWindows 98で、価格はオープンプライスで、予想実売価格は24万円前後となっている。