今年で6回目を迎える、コンピューターネットワークのイベント“NetWorld+Interop
99 Tokyo”の展示会が開幕した。すでに5月31日から行なわれていたチュートリアルの後を追って開幕した展示会は、千葉・幕張メッセを会場に、4日まで開催される。出展社数は303社で、会期中に10万人の入場が予想されているという。
会場となる幕張メッセ。晴天の中での幕開けとなった |
今回の“NetWorld+Interop 99 Tokyo”では、インターネットの発展を目指す非営利団体インターネット・ソサエティ(ISOC)のドナルド・M・ヒース(Dnald・M・Heath)氏がキーノートスピーチに登場するのをはじめとして、計7本の基調講演が予定されている。また、日本におけるインターネットの基盤を築いた、慶應義塾大学の村井純教授によるスペシャルセッションも開催される。
オープニングセレモニーでは、テープカットも行なわれた |
同イベントでは、会場内をネットワーク“ShowNet”で接続している。これは、WDM(Wavelength
Division Multiplexing)技術を採用して、各ブース間をGigabit Ethernetで接続するもの。また、会場内のネットワークとインターネットを接続するExternalという技術には、OC-12の回線を2回線とOC-3の回線を2回線が活用されており、1.6GbpsというExternal環境を構築しているという。
“ShowNet”は、インターネット総合研究所や日本シスコシステムズなど、ネットワークの専門家から成るNOCチーム・メンバーにより構築されている |