●富士通、全国57ヵ所に企業向けショールームを開設
富士通(株)は4月1日、企業向けショールーム“富士通ソリューションステージ”を全国57ヵ所に開設する。情報関連コンサルティングの拠点となるもので、ネットワークコンピューティングを中心としたデモ、SIアプリケーションの紹介などを行なう。各ショールームはオンラインで接続され、均一のサポートが受けられるという。利用は無料で、要予約。富士通 国内支社・支店一覧:http://jp.fujitsu.com/branches/
●富士通と富士通研究所、低電圧動作のDSPコアを共同開発
富士通(株)と(株)富士通研究所は、携帯電話向けDSPコア『Hiperion』を共同開発したと発表した。0.25μmプロセスの導入、積和演算を高速化する独自のアーキテクチャーの採用により、1.8Vの電圧で50MIPSのデータ処理が可能となった。富士通では、同コア搭載のプログラム開発用デバイス『MB86330』のサンプル出荷を5月に開始する。価格は5万円。http://www.fujitsu.co.jp/
●フランス気象庁、富士通製のスパコンで気象予報を開始
富士通(株)は、フランス気象庁が同社のスーパーコンピューター『VPP700E』を利用した気象予報を開始した、と発表した。フランス気象庁は、'98年中に関連アプリケーションすべてを同製品に移行する予定という。また富士通では、フランスのトゥールーズに設置した研究開発センターを通じて、機器の設置、メンテナンスなどを行ないたいとしている。http://www.fujitsu.co.jp/