●米連邦地裁、マイクロソフト社に対して“Java Compatible”のロゴの使用を禁止する仮処分
米サン・マイクロシステムズ社が米マイクロソフト社を相手取り、マイクロソフト社がJavaの独自拡張を行なうのはライセンス契約違反だとして訴えていた問題で、米国カリフォルニア州サンノゼの連邦地方裁判所は24日(現地時間)、サン・マイクロシステムズ社の主張を認め、マイクロソフト社に対して、“Java Compatible(Java互換)”のロゴの使用を禁止する仮処分を下した。これに対してマイクロソフト社は、「すべての事実が示されれば、マイクロソフトはサンとの契約を守っている事が裁判所にもわかると確信している」と強気の姿勢を崩さないが、「決定には失望したが、命令には直ちに従う」としている。http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/Mar98/JHearPr.htm
●アップルがQuickTimeをJavaに移植
米アップルコンピュータ社は、現地時間の24日、Java用のQuickTimeを発表した。業界標準となっているQuickTimeがJavaに対応したことで、マルチメディア分野でのJavaの普及にも弾みがつくとしている。現在、開発者向けバージョンが同社のサイト(http://www.apple.com/quicktime/)で入手できる。http://www.apple.com/pr/library/1998/mar/24java.html
●S3がマイクロソフトにテクスチャー圧縮技術をライセンス
米S3社は、現地時間の24日、同社のテクスチャー圧縮アルゴリズムを米マイクロソフト社にライセンス供与すると発表した。同技術(S3TC)は、マイクロソフト社のDirectX
APIに採用され、DirectX 6.0で推奨される圧縮技術となるという。http://www.s3.com/corporate/news/corp/980324.htm