米NetObjects社は本日、Windows95/NT対応のホームページ作成ソフト『NetObjects
FUSION3.0』の出荷を開始した。同社ホームページから、トライアル版をダウンロードできるようになっている。日本語版は現在ローカライズ中で、時期は未定だが終わりしだい、三菱商事(株)が発売する。Macintosh版は米で5月ぐらいの出荷を予定、日本語版は未定。また、『NetObjects FUSION2.0 日本語版』にHTMLエディター『Allaire HomeSite2.5J』をバンドルした限定パックを3月20日に5万8000円で発売する。
来日したNetObjects社のCEO、Samir Arora(サミール・アロラ)氏は、「マルチメディア機能に特化したもの、データベース機能に特化したものなどはあるが、これらを統合したホームページ作成ソフトはなかった。現在では、複数の人がひとつのホームページを作ることが当たり前になっている。だから、3.0では、ほかのソフトで作ったページを、ひとつのサイトの中で管理できるようにした。他社製品と競争すると言うより、みなが自分の嗜好にあったツールを使ってホームページを作るという概念をとりいれた」という。
同ソフトは、HTMLを記述せずにホームページを作成できるソフトで、サイト全体の構造をフローチャート形式でマッピングできることが特徴。最初に設定してしまえば、あとはページ別にコンテンツを当てはめればよく、統一したイメージのサイトが作れる、というのが売りだという。(報道局 酒寄公子)
・NetObjects社ホームページ
http://www.netobjects.com/
・『NetObjects FUSION日本語版』ホームページ
http://netobjects.japanmarket.com/