アドビシステムズ(株)は、Windows 95/NT 4.0日本語版対応の『Adobe
PageMill 3.0 日本語版』を4月上旬に発売する。価格は1万2800円。同製品は、Web作成エディター『Adobe
PageMill 2.0J』の次期バージョン。Web作成エディター機能に加え、サイト管理機能を追加した。
同製品には、画像編集ソフト『Photoshop』のLE-J版、同社が開発した電子ドキュメント表示用ファイル形式、Portable
Document Format(PDF)ファイルのビューワー『Acrobat Reader 3.0J』、PDFファイル形式のユーザーガイド、『Microsoft
Internet Explorer 4.01』、約1万点の素材などが付属する。
新機能である“サイト管理機能”では、ページの更新・追加・移動・削除・リンク確認や、Webサーバーへのファイルのアップロード・削除などが可能。“サイト概要”ウインドーで、Windowsエクスプローラふうにツリー形式でサイトを表示。“リスト”ウインドーで、ファイルの詳細を、“リンク”ウインドーでサイトの内容をグラフィカルに表示する。
Webエディター機能では、これまでのPageMillプレビューモードに加え、Internet
Explorerプレビューモードが追加された。ほかに、書体の指定をする<FONT
FACE>タグのサポート、デフォルト画像枠線=0、フレーム枠線を非表示にするオプションなどの機能が追加された。
最新のActiveWeb作成にも対応、Javaアプレットをドラッグ&ドロップで埋め込み可能で、アプレットの動作をPageMill上で確認できるという。また、オブジェクトを配置して適切なActiveXコントロールを挿入可能にした。
他のアドビ製品との統合性も保証されており、Photoshopのデータ、PDFファイルを直接ドラッグ&ドロップで配置することが可能だ。
動作環境は486またはPentiumプロセッサーを搭載したPC-98シリーズ、またはIBM
PC/AT互換機。16MB以上の空き容量のあるハードディスク、20MB以上のメモリーが必要。(報道局
西川ゆずこ)
http://www.adobe.co.jp/