NTTデータ通信(株)は、『Microsoft BackOffice』製品に対応した、知識共有・活用のための知識管理ツール『KnowledgeServer』を発表した。
文書の構文・用語ごとの意味を構造化し、文書だけでなく文書の持つ情報自体を管理できるほか、各項目の設定、用語の登録、追加、削除などが特別なプログラムをすることなく行なえる。また、特殊な知識や技術を必要としないため、導入時のユーザー教育もほとんど必要ないとしている。これにより、個人・組織レベルの知識情報を融合、企業の知識情報の活用が効率よく行なえ、意志決定支援システムや営業支援システムなどが構築できるという。登録した内容や検索結果は『Word』や『Excel』と連携でき、搭載するメール機能は『Exchange
Server』に対応している。
同社では、中小企業の現場知識の情報化や、大企業の部門用などの需要を見込んでいるとし、マイクロソフト(株)も『BackOffice』製品販売促進の一環として、同製品の販売を支援していくという。
価格は『BackOffice 2.5』対応の『KnowledgeServer for BackOffice4.0』が188万円から(1サーバー/8クライアントライセンス)、『BackOffice
Small Buisiness Server4.0(SBS)』対応の『KnowledgeServer for SBS4.0』が66万円から(1サーバー/5クライアントライセンス)。発売は3月20日。(報道局 井上哲郎)
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