日本アイ・ビー・エム(株)は、個人向けノートパソコン『ThinkPad』シリーズのニューモデルとして、MMX
Pentium-166MHzを搭載した『ThinkPad 315ED(2600-DZJ)』(IBM PC Direct価格29万9000円)と、MMX
Pentium-200MHzを搭載した『ThinkPad 535X(2606-70J)』(同29万9000円)を発表した。価格はオープンプライス。3月上旬から順次出荷を開始する。
オールインワンの『ThinkPad 315ED』
ThinkPad 315EDはMMX Pentium-166MHz、32MB(最大64MB)のメモリー、2.1GBの着脱式HDD、最大20倍速CD-ROMドライブなどを搭載し、K56flex対応FAXモデムカードが付属する。チップセットは『430TX
PCIset』。800×600ドット表示(6万5536色)の12.1インチTFTディスプレーを搭載。グラフィックチップは米Chips
and Technologies社の『65550(VRAM 2MB)』。
PCカードスロットはCardBus/ZVポートに対応、『ロータス
スーパーオフィス97』のほかに『Excel97 & Word97』などが付属する。本体サイズは幅298×奥行き227×厚さ50mm、重さは3.2kg。ニッケル水素電池を採用し、約2.8時間使用できる。
MMX Pentium-200MHz搭載の『ThinkPad 535X』
A4ファイルサイズ(幅247×奥行き186×厚さ41mm)、重さ1.7kgのThinkPad
535Xは、MMX Pentium-200MHz、32MB(最大96MB)のメモリーなどを搭載し、HDDは従来の2倍、3.2GBを搭載する。チップセットは『430TX
PCIset』。速度アップした内蔵FAXモデムはK56flexに対応、USBポートやCardBus/ZVポート対応のPCカードスロットなどを装備する。
ディスプレーは10.4インチTFTパネルを採用、解像度は800×600ドット(1677万色)、グラフィックチップは米NeoMagic社の『MagicGraph
128XD(NM2160)』を搭載する。
『ロータス スーパーオフィス97 with パーソナルノーツ』などのCD-ROMが付属。リチウムイオン電池を採用し、約3.3時間使用できる。(報道局 井上哲郎)
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