(株)ケイ・ジー・ティーは、環境汚染のシミュレーションシステム『EVS(Environmental
Visualization System)』を発売した。開発元は米C Tech Development社。ボーリングで採取したデータをもとに、離散データを補間して地層や汚染物質の3次元分布をシミュレーションするという。
その際に生成される各種のデータは、米C Tech Development社の地下水シミュレーションソフト『EVS-SIM』などの出力と合わせて表示することができる。またDXFデータの読み込みや航空写真のマッピングなどもできる。さらに地層データは米Environmental
Systems Research Institute(ESRI)社の地図情報システム『ArchInfo』とのインターフェースがある。
『EVS NT』と『EVS NT PRO』があり、価格はバージョンアップ料込みで、それぞれ200万円と280万円。EVS
NT PROは、EVS NTにアニメーションやDXF入力に対応するなどの機能が追加されている。(報道局 若名麻里)
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