インテル(株)は、ノートパソコン向けの省電力タイプのCPUとして、最高速のMMX
Pentium-266MHzと新MMX Pentium-166MHzを発表した。価格は1000ユニットにつき、MMX
Pentium-266MHzがTCPタイプで1個8万6060円、512KBのセカンドキャッシュを搭載したMobile
Moduleが1個9万5590円。MMX Pentium-166MHzはTCPが1個3万9180円、Mobile Moduleが1個4万8710円。
両CPUとも、0.25μmプロセスを採用、266MHz版は2.0V(5.3W)、166MHz版は1.8V(2.9W)で動作する。
ベンチマークテストによると、266MHz版ではノート用のMMX
Pentium-233MHz版に比べて、『Media Benchmark』で約13パーセント、『3DWinbench97』では約9.1パーセントのパフォーマンス向上が図られているという。また、デスクトップ向けのMMX
Pentium-233MHzと比べても、『ZD CPUmark32』において約9.4パーセントパフォーマンスがアップしているという。
同社では、今回の発表によりノートパソコンユーザーに対し、選択の幅を広げることができるなどとしている。(報道局 井上哲郎)
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