富士通(株)と、富士通ミドルウェア(株)は、インターネット対応の翻訳支援ツール『日本語でサーチV1.0』を2月6日に発売する。同ソフトは、キーワードを日本語で入力するだけで、英文ホームページを検索することができる。たとえば“ルーブル美術館”といった単語や、“ブロードウェイのミュージカルのチケットの予約”といった文章を日本語で入力すると、キーワードを英語に変換した上で、英文ホームページを検索する。検索エンジンには、AltaVista、infoseekなどの8つの検索エンジンの中から、ユーザーが選択したものを利用して検索する。
同ソフトは、同時発売される『翻訳サーフィンV4.0』と組み合わせることにより、検索したホームページを即座に翻訳することもできる。また、他社製の8つの翻訳ソフトとの連携も可能になる。
同ソフトの価格は6000円。対応OSは、Windows95またはWindowsNT
Workstation4.0。HDDの空き容量は11MB以上、必要メモリーは16MB以上(OS含む)。また、Netscape
Navigator3.X、Netscape Comunicator4.0X、または、Internet Explorler 3.X/4.0/4.01のブラウザーが必要。
同時発売される『翻訳サーフィンV4.0』では、従来の翻訳機能に加え、英文の電子メールやニュースグループが到着すると自動的に翻訳する機能や、Web上を自動的に巡回し、指定したページをダウンロードし、自動翻訳する機能などが加わった。
『翻訳サーフィンV4.0』の価格は、8800円。『日本語でサーチV1.0』と『翻訳サーフィンV4.0』をセットにした『翻訳サーフィン+V4.0』も、1万2800円で発売する。『翻訳サーフィンV1.0/V2.0/V3.0』のユーザーは、『翻訳サーフィンV4.0』へのバージョンアップが4000円、『翻訳サーフィン+V4.0』へのグレードアップが7000円で行なえる。(報道局 佐藤和彦)
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/softinfo/