巨大なフリーソフトアーカイブサイトとして知られるMetaLab (metalab.unc.edu)が、iBiblio (www.ibiblio.org)に名称を変更した。これは、Red Hat Centerの400万ドルの寄付を受けて行なわれたもので、今後はさらにフリーな情報に対するサービスを拡大する予定だ。Red Hat Centerは、Red Hat設立者のBob Young氏とMark Ewing氏が寄付して設立した団体。iBiblioは現在、1日に2万ファイルをサービスしている。
1992年に立ち上げられたMetaLabの名称変更は、これで3度目のこと。設立当初の名称はSunSITE (SunSITE.unc.edu)だった。これがMetaLabに変更されたのは2年前のことだ。その理由は、Sun Microsystemsが主要スポンサーから降りたことで、Sun Microsystemsの商標であるSunSITEという名前が適切ではなくなったためだ。そして今回、iBiblioになった。
Linux関連文書の作成・収集を進める「Linux Documentation Project」は、iBiblioにホスティングされている。