米Sun Microsystemsは8月29日、Solarisの国際化のためのソースコードをX.orgに提供すると発表した。X.orgは、X Window Systemの標準を定める非営利団体。
このソースコードの提供によって、アプリケーション開発者は国際化されたソフトウェアの開発が容易になる。サポート対象となるのは37言語、123ロケールで、右から左に書くアラビア語や結合文字を利用するタイ語のようにレイアウトの複雑な言語を表示することも可能になるという。
ソースコードは、X Window Systemと同じオープンソースなライセンス(Xライセンス)のもと、2000年9月15日に提供される予定。