日本SGI(株)は7月6日、4UサイズのLinuxサーバ「SGI 1450」を発表、出荷を開始した。企業内基幹業務やISP/ASPのフロントエンドサービス、インターネット/イントラネットのサーバとしての利用を見込んでいる。SGI 1450は、昨年(1999年)9月に発表された「SGI 1400」の後継機となるサーバで、LinuxおよびWindows NT/2000に対応したIntelアーキテクチャのマシンだ。ハードウェアの主な構成は次のとおり。
CPU | Pentium III Xeon-700MHz (最大4プロセッサまで) |
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メモリ | ECC SDRAM (最大8GBまで搭載可能。ただし、LinuxはOSの制限により最大4GBまでのみサポート) |
バス | 64ビット 66MHz PCI×2、64ビット 33MHz PCI×4、32ビット 33MHz PCI×2 |
ハードディスク | 最大182GB (36.4GB×5) |
電源およびファンは冗長化されており、ハードディスクやPCIカード、電源、ファンはホットスワップ可能になっている。価格は、最小構成(Pentium III Xeon-700MHz、メモリ256MB、ハードディスク9.1GB)で132万円から。
日本SGIは同日、SGI 1450サーバにUDB、WebSphereを統合したソリューションパッケージ「SGI e-Linux Pack」を提供することを発表している。