米Red Hatは2月16日、IA-64用のコンパイラを含む開発ツール「GNUPro tools for IA-64」をリリースした。GNUProは、GCCなどのGNUツールを拡張した製品で、先日Red Hatに買収された米Cygnus Solutionsが開発を行なっている。
コンパイラとは、人間が読める形のソースコードをCPUが実行できる形式に翻訳するソフトウェア。今年後半に登場する「Itanium」から始まるCPUアーキテクチャ「IA-64」では、コンパイラが作成するコードの品質が性能を非常に大きく左右するという。
IA-64に対するLinuxカーネルの移植も着実に進んでおり、Linux関連企業が参加しているTrillian Projectは2月2日、Linux/IA-64のソースコードをリリースしている。