米New Yorkで開催中の“LinuxWorld Conference & Expo”でカナダのCorelは、「WordPerfect Office 2000 for Linux」を正式に発表した。
「WordPerfect Office 2000 for Linux」には、Standard版とDeluxe版があり、 北米での発売は春から。Standard版に含まれるアプリケーションは、
- 「WordPerfect 9」(ワードプロセッサ)
- 「Quattro Pro 9」(表計算)
- 「Corel Presentations 9」(プレゼンテーション)
- 「Corel CENTRAL 9」(PIM)
となっており、Deluxe版ではさらに、
- 「Paradox 9」(リレーショナルデータベース)
- テクニカルサポート
- 「entertainment pack」(「Railroad Tycoon - Limited Edition」や、米Lokiのゲームの体験版など)
などが含まれる。また、これらのアプリケーションは、Windows版「WordPerfect Office 2000」のデータと互換性があるという。価格は、Standard版が109ドル、Deluxe版が159ドル。
また、同社は、「OpenSource.Corel.com」というWebサイトの開設も発表した。同Webサイトでは、同社のオープンソースでの開発の詳細情報や、ソースコードのダウンロードができるという。「WordPerfect Office 2000 for Linux」の新しいリリースについての情報も同Webサイトで得られるという。