(株)アスキーは「日本語版Cyber Patrol Proxy for UNIX」を11月1日より発売すると発表した。同製品はインターネット上の「不適切」なコンテンツの閲覧を規制するためのフィルタリングソフト。価格は2000ユーザーまで98万円で、1年間のアクセス規制リストの利用料を含む。ユーザーの追加は1000ユーザーごとに30万円となっている。
Linux(glibc2が必要)およびSolarisで構築されたプロキシサーバSquid2.0以降で動作する。プロキシサーバ上での一括規制を行なうため、利用できるクライアントのOS、Webブラウザについての制限はない。
「日本語版Cyber Patrol Proxy for UNIX」Webブラウザにより設定を行なうことができる |
同製品では、「閲覧に不適切なリストにあるサイトへのアクセスを禁止する方法」と、「閲覧に好ましいリスト以外のサイトへのアクセスを禁止する方法」との、2とおりの規制方法をとることができる。上の2つのリストは、1週間に1度更新されるほか、「閲覧に不適切なサイトの追加用リスト」は毎日更新され、提供される。
そのほかの特徴としては、Cyber Patrolが阻止したアクセスをSyslogサービスにより記録することができること、規制サイトのカスタマイズも可能なことがあげられる。