米Caldera Systemsは(株)ネオナジーと提携し「OpenLinux 2.3」の日本語版を年末に発売すると発表した。ネオナジーとはOpen Linuxの販売、開発、マーケティングなどの各分野において幅広く協力していくという。
Caldera Systems CEOのRansom Love氏。「1番の競争相手は誰か」という質問に対しては「競争相手は他のディストリビュータではなくMicrosoftである」と答えた。 |
さらに、富士通との業務提携も発表、OpenLinuxのサーバ版他、開発、サポート、トレーニング等において戦略的なコラボレーションを計っていくという。さらに、「日本のマーケットに限らずワールドワイドで提携をしていきたい」と語った。
今後は、Caldera Systemsの日本オフィスについても視野にいれた展開をしていく。ただし、日本法人を作ることになったとしても、あくまでもサポートを中心に行ない、販売に関わることはないという。
LinuxWorld Expo/Tokyo '99で展示されていた、OpenLinux 2.3日本語β版の画面 |
なお、今までOpenLinuxの販売において、日本国内において注力して来た市川充商店(アミュレット)との関係については、市川充商店社長の市川氏が「今後もコンシュマー向けの販売店として良い関係を続けていく」と語った。